不動産を売買するときに不動産屋に仲介を依頼すると、仲介手数料が発生します。これは売買がうまくいった場合の成功報酬という意味で支払うものです。あくまでも成功報酬なので、途中で売買契約が無効になった場合は支払う必要はないのです。具体的な仲介手数料の金額は、宅建業法によって上限が決められています。不動産会社はその上限を超えない範囲で、手数料を決めることができます。具体的には、200万円以下の売買契約だと5.4パーセント以内の額に5パーセントをプラスした金額になります。200万円以上400万円以下の契約では4.32パーセントの額に4パーセントをプラスした金額、400万円以上の契約だと3.24パーセントの額に3パーセントをプラスした金額が、仲介手数料となります。