不動産仲介手数料の支払い時期について

不動産にまつわる仲介手数料とは

土地や建物を売りたい、あるいは買いたいという場合に、隣近所であれば直接取引もあるでしょうが、大抵は不動産会社に仲介を依頼することになります。そして不動産会社の仲介によって売買契約が無事成立すると、不動産会社には仲介に関する成功報酬として、売主と買主の双方からそれぞれ仲介手数料を支払います。この仲介手数料は、宅地建物取引業法に上限が定められており、売買代金のうち200万円以内については、その5．4％以内、200万円を越えて400万円以内については4．32％以内、そして400万円を超える額については、その3．24％以内の範囲で受け取ることが出来ます。また、仲介手数料は不動産の賃貸についても発生します。この場合にも依頼を受けた貸主と借主の双方からそれぞれ一ヶ月の賃料の0．58倍を受け取ることが出来ますが、借主がその全額を支払う契約を結ぶ場合がほとんどです。